Thinkpad Ubuntu の中央ボタンによるペーストを無効にする。
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環境
- Thinkpad X280
- Ubuntu 20.10
- US keyboard
- input langs: ja(Mozc), en
main
経緯
Thinkpad のトラックパッドのセンターボタンを使っていると、意図せずリンクが開いたり、クリップボードが動作したりと非常に困ったので治すことにした。
reference
- xinput
- Ubuntu wiki - input - Example: Disabling middle-mouse button paste on a scrollwheel mouse
- archlinux - Synaptics タッチパッド- xinput を使ってタッチパッドの機能を調べる
how to
input button map 情報を取得する
今回は Thinkpad のトラックポイントのセンターボタンを変更したいので、上写真中だと、id=16 になる。
ここで、id=16 に設定されているボタンマッピングを取得するには
出力された「1 2 3 4 5 6 7」は、指定された入力デバイスにおける物理的な順序を表していて、論理ボタンにマッピングされている。また、これら数字を 0 にすると、『無効化』ということになる。
また、これらボタンの機能の内容を確認するには
上画像中の『Button labels』によると、xinput get-button-map
で得られた数字は、『左ボタン、中央ボタン、右ボタン、ホイールアップ、ホイールダウン、左移動、右移動』。
input button map 情報を更新する
「1 2 3 4 5 6 7」のうち、中央ボタンに当たる『2』を『0』にすれば良い。
後の永続化のために、/.profile
に書き込んで再起動して気が付きましたが、set-button-map
にはidではなく、device-nameを使う方が良いみたいです…idは可変の模様。
設定を永続化する
今設定したものはパソコン再起動すると元に戻ってしまうので、永続化する必要がある。なので /home/[username]/.profile
に先の xinput コマンドを記入し、ログイン時に .profile
が読み込まれる際に xinput が実行されるようにする。
もし左ボタンと右ボタンを入れ替えるなら
「1 2 3 4 5 6 7」を「3 2 1 4 5 6 7」に変更すれば良いので
でできる。